お砂糖ひとかけ

拗らせジャニヲタ徒然帳。

乗り越し切符と恋の行方

一度しか聴いてないのに考察がドンストップなので、早速ブログを書きました。これが深読みヲタクの性というものですね。

クオリティはお粗末ですが、あくまで一ファンの感想としてここに書き残しておきたいと思います。

 

昨日解禁された乗り越しラブストーリー。重岡くん作詞曲ということで元々期待はしていましたが、想像以上でした。

こんな切ない曲だなんて聞いてないぞ!(ガタッ)

初めて聴いた感想がこれ。照史くんが「冬の朝にきくとほんわかすると思う」なんて言ってたから、もっと心温まるストーリーを想像していたんです。そうしたらめちゃめちゃに切ない失恋物語がきて、正直戸惑いました。

いや、たしかに曲調はほんわか系ですよ?でも歌詞があまりに切なすぎる。いい年こいた大人ですけど、ちょっと泣きましたもんね(笑)

こんなこと言っていいのかは分からないけど、重岡くんはちゃんと失恋したことのある人なんだなと思いました。

 

 

さて、ここからは私の好きだった部分、深読みしたくなった部分をいくつか挙げていこうと思います。歌詞に登場する順に列挙しますね。

 

①擬音

歌詞を起こした方は分かると思うんですが、この曲はとっても擬音が多い。

「ガタンゴトン」「ドンと」「パシャリ」みたいなやつですね。

重岡くんって普段喋るときも擬音を多用するイメージがあるので、喋る時のクセが無意識に作詞する時にも出ちゃっているのが愛おしいなと思います。

もしかしたら、擬音の効果を分かったうえであえて使っているのかも知れないですけど。擬音を使うとだいぶ情景が浮かびやすくなりますもんね。そこまで考えてやってたら策士だと思います(笑)

 

②切符

これは「乗り越しラブストーリー」というお話の鍵となるワードだと思います。

そして受け手によって一番解釈が分かれるポイントかと。すでに乗り越していることを前提としてもよし、物語が進む中で乗り越すとしてもよし。はたまた、彼女だけが乗り越すとしてもよし。どんな風にも受け取ることができますもんね。

でもこれ、切符に対応する言葉が不思議なことになっているんです。まるで切符が生きているかのような言い方。

どうやってもその意図が掴めなくて、私は何度も頭を捻りました。重岡くんは切符という言葉で何を伝えようとしてるんだろう。そんなことばかり考えました。

そこで出た答えが「切符=手」。

先程も言ったように、全編通して切符は生き物のように扱われています。そこから推察するに、その切符は彼もしくは彼女の手に握られ、持ち主の気持ちを表しているのではないでしょうか。

それが一番分かりやすく表れているのが「君の切符幸せそう」の部分。

ここは切符が主語となる歌詞の中で唯一、彼女の切符に焦点が当たる部分です。

おそらく、切符を握る彼女の手には指輪が光っていたんでしょう。左手の薬指にはめられたそれを見て彼は、彼女に別れを告げようとするんです。元カノである彼女への想いに踏ん切りをつけようとするんですね。

この部分のすごいところは「指輪」というワードを出さずにそれを連想させるような表現をしているところ。ほんの数文字で彼女のバックグラウンドを想像させるそのスキルに脱帽しました。そもそもが解釈違いの可能性もあるんですけどね(笑)

その他の部分に関しては、以下にまとめました。

・ドンと構えた僕の切符→彼女と別れても一人で歩いていけてるぞっていう彼の自信。

・ポケットつまづいた僕の切符→彼女に会ったことでまだ好きだという気持ちに気づいてしまった彼。動揺、迷いみたいなものが見える印象。

・ポケットでポケッと僕の切符→「まだ降りないで」と思うのに遠くから見つめることしか出来ない彼。

 

こういうところ、25歳男性の恋って感じがして胸がキューッとなりますよね。

(私のイメージでは回想部分は高校生、現在の部分は重岡くんと同じ年くらいの男女といった感じでした)

 

③「よっ」って言えよ はよ

ここは彼女との再会の場面だと思っています。イメージとしてはそれほど混んでいない朝の通勤電車といった感じ。いつもの電車、いつもの車両。そんな日常の中で起こった偶然の出来事です。

でも彼女は彼に気が付かない。それをいいことに、彼は少し大人になったその姿を目で追い、電車が動き出したと同時にふと我に返るんです。

で、思ったことは「何やってんねん、声かけろや自分!」ということ。

テンパってる自分を落ち着かせようとふと車窓を見るけど、そこに映るのは真っ赤になった自分の顔。ますますテンパっちゃいます。

曲中の主人公のこういうところがウブでかわいいですよね。

でも結局、声をかけるタイミングを見失ってしまった彼。「こっち気付いてや」なんて心の中で言いながら、大人っぽくなった彼女の横顔を見つめるんです。

声をかけられなかった彼はものすごく重岡くんに被りますよね。少し自信なげで、オクテな彼。その姿はまさしく、ファンの偶像である重岡くんだったりするんじゃないでしょうか。

 このパートを照史くんが歌っているっていうのもいいですよね。照史くんは普通に「よっ」って声かけそうなタイプだと思うので、こういうオクテな照史くんって新鮮だなと思います。

④ドア開く

曲中に2回出てくるこの表現。あとに続くのは「まだ好きなんや」と「まだ降りないで」です。

後半の方で「僕の降りる駅が見えてきた」と言っているにも関わらず、彼女には「まだ降りないで」と言っている。このことから、今の彼女がどこに住んでいるのか、彼は知らないということになります。

だからこそドアが開く度に彼女が降りてしまうんじゃないかと思い、素直な気持ちがポロポロと出てくるんですよね。

そして、彼女が降りないままドアが閉まる度安堵するっていう。

きっと彼は、彼女とまた話せることを望んでいるんだと思います。なんでもない話を彼女とまた笑ってしたいんだと思います。でも彼女が今笑えているなら、自分のことなんて忘れてくれていい、そうも思っているんです。

笑うために泣いたあの日を無駄にしてしまわないために。彼の中にはきっと、そんな思いがある。自分の想いか、彼女の幸せか。その狭間で揺れ動く彼がとってももどかしいです。

 

⑤揺れる心 ゆけ涙 僕の愛してる

ここに全てが詰まっていると私は思ってます。

心の中で彼女に別れを告げ、電車を降りる彼。これでよかったのかと迷う心と、自然と溢れる涙。心がぐちゃぐちゃになってしまうけれど、最後に残るのはやっぱり「好きだった」という気持ちです。

でもその好きは彼女本人に向けられたものだけではない。これまでの歌詞に登場した彼女との思い出や、彼女からのプレゼント。そういうものも含むんです。

だからこそ"何を愛しているのか"は言わない。「愛してる」に続く言葉は彼女の名前だったり、あの日々だったり、思い出だったり様々です。

この「愛してる」の一言が切なすぎて、彼にもいつか幸せが訪れることを願わずにはいられませんね。

彼女への「愛してる」が「愛してた」に変わる日が来ますように。

 

⑥関西弁と綺麗な言葉

ここからは全体を通してのお話をします。まずは関西弁。

歌詞のほとんどがあ~重岡くんこういうこと言うわ〜!って言いたくなるくらい、聞き慣れた喋り言葉ですよね。そんな安心感や暖かさに加え、純愛にふさわしい純粋でキレイな表現が散りばめられているなと思いました。

例えば"車窓透けた僕 赤ら顔"とか。映るではなく透けるという言葉を使うことで物語の純度が増しますよね。

まあ、こういう言葉選びは重岡くんのセンスの賜物なんだと思いますけど。たぶん彼は純度の高い言葉を選ぼうなんて思っていないんだと思います。そういう重岡くんだから綺麗な純愛ストーリーが書けるんですよね。

 

⑦おちゃめな表現

度々話題に挙げている「ガタンゴトン」「ポケットでポケッと」という表現。これ、めちゃめちゃ可愛くないですか?

ちっちゃい子が使いそうなこれらの言葉、これも物語の純度を増すのに貢献していると思います。

でも、これもたぶん無意識。可愛い言葉を入れたいと思って選んだ可能性もあるけど、子どものような純粋さを取り入れようなんて思ってないはずです。

きっと重岡くん自身にこういう部分があるんでしょうね。重岡くんは子どものような純粋さを忘れていない大人なんです。

 

 

 

私の解釈としてはこんな感じ。こんなん絶対違うと言う方もいらっしゃると思いますが、あくまで一ファンの初聴感想なので大目に見てやってください(笑)

あとはコンサート演出がどうなるかですね…曲自体はミディアムテンポだしとっても覚えやすい音運びだったので、生演奏もある程度視野に入れてるのかな?とは思いましたが…。

なにはともあれ、重岡くんの言葉選びが好きだなと痛感した曲でした。

おとめ座A型男子、きりしげちゃんのパフォーマンスに期待!

お読みいただきありがとうございました!

 

 

追記。(1/9)

ざっくりとレポで見ただけなんですが、1/6夜公演で作詞についてのお話があったらしいですね。

そこで出た情報は、主に以下の2つ。

・重岡くんの書いた1番の歌詞を見てそれに勝るものは書けないと思った。だから、どうやって付き合ったかなどのお話を含めて2番も書いてほしいとお願いした。(by 照史くん)

・ジャニーズにはあまりないパーソナルな曲にしたくて、深い部分まで書いた。電車で好きだった人と出会ってっていう景色が見えるようにしたかった。(by 重岡くん)

 

照史くんの「付き合った経緯を書いてほしい」、重岡くんの「好きだった人と出会って」という言葉から、元カノとの再会っていうシチュエーションが読み取れますね。元カノを好きだった人って表現する重岡くんイイ…。

ここからは追加情報を踏まえて解釈が変わったところを。

もともと元カノとの再会っていうシチュエーションで妄想していた私ですが、この話を聞いて、主人公である彼は彼女への未練を抱えているわけじゃないのだと気が付きました。

イメージとしては成人式で初恋の人と再会するみたいなものに近いような気がします。

離れている間忘れていた恋心が少し大人になった彼女を見て蘇る。背が伸びたり顔つきが大人っぽくなってたり。そういうちょっとした変化にドキドキしてしまうあの感覚です。

でも、不思議ともう一度付き合いたいとかそういう気持ちはないんですよね。彼は、再会した彼女に別れを告げようとしたわけじゃない。笑うために泣いたあの日からずっと心の奥にしまっていた「愛してる」の気持ちを懐かしみ、再びしまいこもうとしたんだろうと思いました。

思い出の中の彼女と思い出の中から進みだした現在の彼女、その両方を見て好きを再確認する。そして好きのもっと上を行く「愛してる」なんて言葉を使って再び想いに鍵をかける。もう二度と開かないように、大切に心の奥へしまうんです。

このエントリの中で私は彼の「愛してる」が「愛してた」に変わっていくことを願いましたが、そうなることはおそらくないんでしょうね。

揺れる心に見なかったフリをして、流れる涙を前に進むきっかけと捉えて。そして彼は鍵をかけた想いに対してありがとうの意を込めて「愛してる」と言うんです。

そうやって失恋を過去にしてしまわない重岡くんが素敵。だから重岡くんは、歌詞中の彼女のことを「好きだった人」と言うんでしょうね。

 

 

 

私の解釈は本当にこれで全てです。これがCD、ライブ、裏話その全てをもって出した納得のいく答えなので、深読み考察はこれで終わりにします。

スッキリしたシチュエーションでここまで想像の幅をもたせてくれる重岡くんの感性が好きだし、それをしっかり形にできる頭の良さが羨ましいです。やっぱりこの沼は深い。

重岡くんって不思議でとっても魅力的な人だなって改めて思いました。

 

乗り越し関連記事を3本も書いてしまったので乗り越しの話はこれで最後。もう乗り越しのブログは書きません!(笑)以上です!